ヤミクモ日和

『好きなものを好きなだけ』をコンセプトに、日記・映画(ホラーが主)・小説の感想などを書いています。オススメや見たいけど怖くて見れない映画がありましたらぜひ教えてください。

NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ

 少し前に見た作品だが、ふいに思い出したので感想を。

あらすじ

 訳ありカップルっぽい男女。会話も怪しげな点が多い。ダイナ―でギャングに絡まれるも、うまくあしらえた様に見えた。しかし、高級車に目をつけられたのかカップルはギャングの襲撃にあう。高級車のパーツを取り売ろうと考えたギャングは、トランクの下部に詰め込まれた女性を発見。彼女は頻りに「みんな殺される」のだと言う。

感想

オススメ度:オススメはしない(余程興味があれば……)

ストーリー:わかりにくい

恐怖レベル:怖くはない

グロレベル:やや表現がエグイ

 

 この日は『マッド・ナース』を同時に借り、先に見たせいかどことなく地味に感じてしまった。賛否両論ある『マッド・ナース』であるものの、猟奇的なシーンはかなり派手。

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 しかし、じわじわとひとり、またひとりと殺されて行く感じは『NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ』の方が面白い点だ。

 この作品はいくつもの謎や疑問点を序盤にちりばめ、少しずつ回収していく。個人的には最後までわからなかった点もあり(自分の見落としの可能性もあるが)、ややもやっとしてしまった。

 『NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ』の一つのテーマとして男女の関係の在り方があげられるのではないだろうか? つまり、複雑な通常と異なる男女の在り方が飲み込めなければ、この世界感に浸かることは不可能なのだ。

 私は通常の恋愛にも疎いせいか、うまく入り込めなかった。しかし、女心が分かる人には楽しめる点が多そうだ。

 人を選ぶ作品であるため、知人や友人にお勧めするのは難しいかもしれない。

 

 

以後、ネタバレを含む感想

 この作品を難しいものと感じてしまったのは、ホラーでありながらホラーのジャンルに収まらない点であろう。

 男女であり愛しているが、おそらく恋人になることはない……。とても複雑だ。

 

 ギャングを殺しまくる主人公(?)の男性は、謎めいていて魅力的だ。最後まで珍しいらしい名前も分からず仕舞いというのも、雰囲気を守り切っている感じがする。

 しかし、目的はちんぷんかんぷんだ。どこからきて何がしたいのか不明である。時折、お気に入りの少女ができる基準も謎。

 ミステリアス=秘められた魅力だとしても、もう少し明かしてほしかった。けれど、あんまり理由があっても理屈っぽさが退屈を生む可能性も否めない。

 

 ギャングを二流の犯罪者というようにバカにするシーンは好き。プロ意識の高い殺人鬼と言うのもなかなか面白い。

 欲を出せば、序盤で死んでしまうベティももっとストーリーがあって良かったんじゃないかなとも思う。